Evernoteに大幅な仕様変更があり、全てのノートブックはオンラインにのみ保管され、デスクトップアプリケーションはそのクライアントとして機能するようになりました。
・旧型 Evernote
オフラインデータ ←同期→ サーバ
・新型 Evernote
ユーザークライアント →操作→ サーバ
この仕様変更により、最新版のアプリケーションに更新するとサーバにアップロードされていないオフラインデータ(ローカルノートブック)は、使用中のPCに残ったままアプリケーションから参照できなくなります。
ローカルノートブックに格納していたノートや
契約プランによって当月中にアップロードできなかったノートがいきなり参照できなくなるという、とんでもない仕様変更です。
こういった場合にどういった解決方法があるのかというと、
まず最初に行うことは、復旧作業を始める前に
必ずEvernoteのローカルフォルダを別の場所にバックアップして保全してください。
1.ローカルノートブックを保全する
保管されているデータの場所は以下の場所です。
マイドキュメント/Evernote
(このEvernoteという名前のフォルダです)
このバックアップ作業がどうして必要なのかというと、旧式のアプリケーションをインストールするとEvernoteのデータファイルが上書きされて初期化してしまうからです。
この作業を省くとローカルノートブックが初期化されて消滅します。
この作業を省くとローカルノートブックが初期化されて消滅します。
2.旧式のEvernoteをインストールする。(グレーの象のアイコンになるよ)
次に旧式のEvernoteのアプリケーションをインストールします。
このアプリケーションをインストールすると、先ほど書いたように、
マイドキュメント/Evernote にあるデータが初期化されて無の状態になります。
3.バックアップしたフォルダを元の場所に戻す。
初期化されてしまったEvernoteのフォルダには何もデータが無いので
先ほどバックアップしておいた「Evernote」フォルダに置き換えます。
4.Evernoteレガシーを起動する
この作業を終えた後に、Evernoteレガシーを起動すると
ローカルノートブックなどのオフラインデータにアクセスすることが出来ます。
5. ローカルノートブックを利用可能な形に変換する。
Evernoteレガシー はあくまで移行期のための一時的な措置らしいので
今後も使用し続ける事ができるのか分かりません。
ローカルノートブックに保管されているノートは
Evernoteのレガシーの同期ボタンを押してもサーバにはアップロードされません。
サーバと同期される通常のノートブックを作成して、ノートを入れ替えてサーバと同期する事で、新型のEvernoteでも利用できるようになります。
個人情報などが書かれていて外部サーバに保管すべきでないノートは
エクスポート機能で他のアプリケーションでも利用できる形式にする必要があります。
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